VACANT HOME GUIDE

空き家の管理不足で起こること。
放置リスクと空家法を知る。

建物の傷み、近隣への影響、税負担。
空き家を管理しない場合の問題と、所有者が確認したいことを整理します。

CHANGES TO NOTICE

こんな変化を、
そのままにしていませんか。

写真で見る、空き家管理で気にかけたい変化。
小さな違いに気づき、必要な対応を考えるきっかけに。

ひび割れ・剥がれのある外壁のAI生成イメージ
AI生成のイメージ写真

外壁のひび・剥がれ

外壁にひびや剥がれが見える状態。

欠けや落ちた部材など、前回からの変化を確認。

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枝が敷地から道路にはみ出した庭のAI生成イメージ
AI生成のイメージ写真

庭木のはみ出し・雑草

枝や雑草が伸び、通路にかかっている状態。

隣地・道路への越境や、通行への影響を確認。

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郵便物がたまった郵便受けのAI生成イメージ
AI生成のイメージ写真

郵便受けにたまる郵便物

郵便物や落ち葉がたまった状態。

定期的に確認し、合意した方法で整理・保管。

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写真は状態の説明のためにAIで作成したイメージです。実在の管理物件・施工事例ではなく、写真だけで建物の安全性や法的な区分を判断することはできません。

家に人が住んでいなくても、建物や庭の状態は変化します。管理が行き届かないままにすると、ご自身の家の問題が、通行人や近隣の暮らしにまで広がるおそれがあります。ここでいう一般的な「管理不足」と、法律に基づく「管理不全空家等」の判断は区別して考える必要があります。

管理不足による7つのリスク

空き家に必ず起こるという意味ではありません。建物の状態や周辺環境によって、現れる問題は異なります。

01

建物の劣化・倒壊

建物の傷みや雨漏りの兆候に気づかないまま放置すると、補修が必要な範囲が広がることがあります。老朽化が進んだ建物では、倒壊などの危険も考えられます。

確認の例:外から見える傾き、破損、雨染みなどの変化。

02

外壁・屋根材の落下や飛散

傷んだ外壁材や屋根材が落ちたり、強風で飛散したりすると、通行人や隣の建物・車に被害が及ぶおそれがあります。

確認の例:外壁や屋根の見える範囲にある、欠け・浮き・部材の散乱。

03

ねずみ・害虫などの発生

動物のすみつきや害虫の発生によって、不衛生な状態になることがあります。ごみやふん尿などが、その原因や悪化につながる場合もあります。

確認の例:ふん、巣、異臭、室内外の目につく変化。

04

ごみの散乱・悪臭・景観の悪化

ごみや不要な物がたまった状態、汚損した外観などは、周辺環境にも影響します。清掃だけで済むか、専門的な処理が必要かを確認することが大切です。

確認の例:郵便受け周辺の散乱、ごみの増加、外から感じる臭い。

05

不法侵入など、防犯上の不安

割れた窓や無施錠の出入口などが残っていると、不法侵入のきっかけになるおそれがあります。状態の確認と必要な補修を検討します。

確認の例:窓や扉の破損、施錠状況、出入りがあったような変化。

06

庭木の越境・雑草の繁茂

伸びた枝が隣地や道路にはみ出すと、周囲の建物に接触したり、通行の妨げになったりすることがあります。繁茂した雑草も、近隣の困りごとにつながります。

確認の例:隣地や道路へのはみ出し、倒れそうな枝、雑草の広がり。

07

発見・対応の遅れによる負担の拡大

遠方で状況を確かめられない間に、破損や近隣への影響が進むことがあります。気づいた変化と対応履歴を残し、補修や清掃が必要なときに判断できる状態をつくります。

確認の例:前回写真との比較、近隣からの連絡、対応が終わっていない箇所。

参考:国土交通省「空き家のリスク」、千葉市の空家に関する情報

所有者の責任と負担も確認する

管理不足が原因で外壁や屋根材が落下し、人や物に損害が生じた場合などには、状況に応じて所有者等の管理責任や損害賠償が問題になることがあります。「住んでいない」「遠方にある」という事情だけで、管理上の問題が解消されるわけではありません。

定期管理を依頼する場合も、確認する範囲、報告の方法、補修が必要になったときの連絡先を決めておきましょう。巡回は、建物診断や事故防止を保証するものではありません。

参考:柏市「空家等の管理」、松戸市「空き家に関するリーフレット」

管理不全空家等と特定空家等の違い

2023年12月13日施行の改正空家法では、危険な状態が深刻になる前の対応も強化されました。すべての空き家が、直ちに次の区分に当てはまるわけではありません。

状態が深刻になる前の対応

管理不全空家等

適切な管理が行われず、そのまま放置すれば特定空家等に該当するおそれのある状態です。

主な措置:指導・勧告

周囲への著しい悪影響

特定空家等

倒壊等の保安上の危険、著しい衛生上の問題、景観の著しい阻害などがある状態です。

主な措置:助言・指導、勧告、命令、代執行等

個々の状態や法定の要件に応じて、市区町村が措置を判断します。特定空家等では、行政による除却等の代執行と、所有者等への費用徴収が行われる場合もあります。

出典:国土交通省「改正空家法の概要」、空家等対策の推進に関する特別措置法(第13条・第22条等)

固定資産税は必ず6倍になる?

空き家になっただけで、税額が一律に6倍になるわけではありません。管理不全空家等・特定空家等として勧告を受けた敷地は、固定資産税等の住宅用地特例の適用対象から除外されます。

住宅用地特例は、条件に応じて土地の課税標準を軽減する仕組みです。特例の除外と、実際に支払う税額が何倍になるかは同じ話ではありません。個別の税額や適用状況は、物件所在地の自治体の税務窓口に確認してください。

出典:国土交通省「空家法とは・住宅用地特例とは」

気になる変化に気づいたら

  1. 安全な範囲で現状を把握する

    写真、気づいた日、近隣への影響を整理します。倒壊や部材落下のおそれがある場合は無理に立ち入らず、自治体等の適切な窓口へ相談してください。

  2. 日常管理と、必要な専門対応を分ける

    見守り・換気・通水などの日常管理でできることと、補修・剪定・専門調査が必要なことを確認します。危険な建物の補修を定期巡回だけで代えることはできません。

  3. 今後の管理方法を決める

    ご自身やご家族で定期的に通えるか、管理を依頼するかを検討します。行政から通知が届いている場合は、指定された内容や期限を確認して自治体に相談します。

スミツムでは、千葉・茨城・埼玉東部の対応エリアで定期管理をご案内します。追加の草刈り・修繕等は、内容と必要な条件を確認し、当社が見積り・受注・手配の窓口となります。

管理内容と月額料金を確認する

空き家の管理不足について、よくある疑問

何か月放置すると管理不全空家等になりますか?

このページでは、一律の期間で判断できるとはご案内していません。建物や敷地の具体的な状態、周辺への影響等を踏まえて市区町村が判断します。気になる状態がある場合は、期間を待たずに状況を確認しましょう。

管理サービスを頼めば、指定や勧告を避けられますか?

契約しただけで指定や勧告を避けられると保証することはできません。必要な作業を実施し、補修等が必要なときは別途対応することが重要です。法的な区分や措置は市区町村が判断します。

遠方に住んでいて、様子を見に行けません。

所在地や最近わかっている状態、気になる点を整理してご相談ください。スミツムでは合意した範囲で巡回し、訪問後3営業日以内に写真付きでご報告します。

このページについて

空き家を所有・管理する方に向けた一般的な情報です。個別の法的判断・税額計算・構造診断は行っていません。制度に関する個別の判断は、物件所在地の自治体や適切な専門家へご確認ください。

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